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2015年度総会・特別講演会・YG会が開催されました

2015年5月9日、JaTTS総会および心理・言語・アニマル部会の研修会が行われました。

司会 車塚信子氏         会長 北村直人氏        副会長 横山章光氏      
2-1 司会 車塚信子氏 2-2 会長 北村直人氏 2-6 横山章光氏 

副会長 津田 望氏        事務局長 東 敦子氏
3-8 副会長 津田 望氏  2-3 事務局長 東 敦子氏


のぞみワークショップ 庭野陽子氏  
1-4 のぞみワークショップ 庭野陽子氏

 ワークショップのハーブティー
1-1 ワークショップハーブティー 1-3 ワークショップハーブティー 1-2 ワークショップハーブティー
おいしいハーブティーをいただきました!


研修会のテーマは、「『人の心をゆたかにするセラピーとは』 あざらし型ロボット『パロ』のセラピー効果」についてでした。

「パロ」は、「メンタルコミットロボット」として開発され、ギネスブック(2002年)に「世界でもっともセラピー効果があるロボット」として認定されています。外見はタテゴトアザラシの赤ちゃんを模しており、重さは約2キロ、重みがあるために抱っこした時にぬいぐるみよりも手ごたえが感じられます。人口羽毛で覆われているため、心地よい手触りです。

2-4 パロ

人が動物と触れ合うことによる心理的効果(楽しみや安らぎなど)・生理的効果(ストレスの軽減など)・社会的な効果(コミュニケーションの活性化など)を得ることなどを目的として「アニマルセラピー」がこれまで行われてきましたが、一方で動物を媒介とした感染症、アレルギーや噛みつき、飼育や管理の手間などの理由によりアニマルセラピーの実施が難しい場合に、動物型ロボットが利用できるのではないかと考えられ、現在日本だけでなくスウェーデン、イタリア、フランス、アメリカなどの医療・福祉施設でもパロを用いたセラピーの研究が行われているそうです。

販売者である大和ハウス工業の石渡淳氏が、「『アニマルセラピー』と『ロボットセラピー』とを比較すれば、セラピー効果が高いのは、もちろん本物の動物で行うアニマルセラピーなのですが」と前置きされてから、パロの機能やセラピー効果などについて説明してくださいました。

2-5 石渡 淳氏

パロには多数のセンサーが内蔵されており、人間の声かけや抱っこに反応して、動物のように声を出したり動いたりします。抱っこすると尻尾を振るなど、感情表現のような反応を示します。他にもまぶたや首、前後の足が、さまざまな組み合わせで動きます。また人工知能によりことばを学習し、反応も変化していきます。例えば、パロにポジティブなことばをかけると、返事をしたり尻尾を動かしたりして「喜び」ますが、一方でネガティブなことばをかけ続けていると、だんだんふてくされているような態度になるそうです。「では、ニコニコ笑ってネガティブなことばを言ったら?」と質問した人がいました。結果は、、、? 声音などよりもことばそのものに反応して、ネガティブな反応になるのだそうです。

石渡氏からは、何事に対しても意欲がなく発話もほとんど見られなかった認知症の高齢者が、パロに対しては自発的なかかわり(なでるなど)が見られ、また発語も増えた、などの症例の紹介がありました。
他にも自閉症やダウン症の子どものセラピーにも効果をあげているそうです。

パロの実際の有用性や効果はどうなのでしょうか? 
JaTTS ・YG(ワイワイガヤガヤ)会では、ロボットやロボットセラピーに対するさまざまな意見が出ました。

3-1 YG会Aグループ 3-2 YG会Aグループ2 
3-3 YG会Bグループ 3-4 YG会Cグループ


意見として多かったのは、アニマルセラピーを行えない入院中の人、抵抗力の弱い人、動物にアレルギーがある人にとっては有用だろう、というものでした。またアニマルセラピーの事前指導としてぬいぐるみを用いることがあるため、ロボットも同様に用いることができる、と述べた人もいました。

一方で保育者からは、日々子どもたちと保育者とで生きたやりとりをして生活する中では、ロボットの利用についてイメージが湧きにくい、保育という場になじまないという意見もありました。

また、セラピーということばからは精神的な癒しを得られることが連想されるが、「生き物でないロボットから、そのような「癒し」の効果はあるのだろうか」という問題提起もありました。

3-5 相馬渉子氏 3-6 竹之内孝明氏 3-7 御園生さおり氏 

動物についてもロボットであっても、具体的にどのようなセラピー効果があるのか、また日々技術が発展していく中でロボットにこれからどのようなことが可能になっていくのか、今後の研究に期待したいところです。

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